yamayama_photo日記

心に残るよしなしごとを写真とともに書きとめる草ログ

2014-01-01から1年間の記事一覧

ヨコハマトリエンナーレ2014

最終日にやっと見に行った。見応えがあった。メインビジュアルを制作したはんこアーティスト葛西絵里香氏の活躍は嬉しかった。大胆で繊細な作品は手彫りでここまで!と感激する作品の数々。彼女の短大卒業制作の1000ポイントHelveticaを思い出した。一つ一つ…

国際子ども図書館

国立国会図書館国際子ども図書館は上野公園の奥にある。 1階から2階への大階段/建築当時からの照明器具が使用されている 帝国図書館から国立国会図書館が生まれ、その支部として国際子ども図書館は国立唯一の児童書専門の図書館として現在に至っている。 本…

花巻の軍鶏の養鶏場

花巻で泊まった民宿のすぐそばに軍鶏(シャモ)の養鶏をしているお宅があった。花巻駅から車で10分ほどの、田圃や林が広がるのどかな環境だった。 初めて見た軍鶏は凛々しく鋭い目をした美しい鶏だった。 1羽ずつちいさな金網の中に入れられていて最初なん…

花巻で命のはかなさと生きる強さを感じた

シンポジウム「宮沢賢治をめぐって」に参加するため、東北新幹線はやぶさに乗り、大宮から2時間15分で初めての新花巻に降り立った。こんなに速く着くとは?! 到着すると道を訪ねにいった観光案内所で急かされて、賢治の銀河鉄道をイメージする蒸気機関車を…

京都 みずのき美術館

久し振りの京都は最初は雨がぱらぱら降っていたけれど、着いてすぐ天気が良くなり夕日が輝いてきた。 ホテルの向かいの京都御所は朝夕の散歩が気持ちよく、多くの人が行きかっていた。門からの景色も美しかったが、道路標識や各種注意の看板が多く景観を損ね…

「海景」杉本博司

杉本博司作品を見た。 「現代美術のハードコアは実は世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクション」より 国立近代美術館にて ヤゲオ財団コレクションを初めて知ったが、現代美術を幅広く収集していて見応えがあった。 現代美術と言ってもザオ・ウーキー、アンデ…

新しい街

東京スカイツリーができて町が変わり、駅の名前と路線名が変わってから2年が経った。 それまで東武伊勢佐木線といった路線名が、浅草〜東武動物公園、押上〜曳舟区間が東武スカイツリーラインと名を変えた。スカイツリーのある京成線の駅名も業平橋から東京…

ドキュメンタリー映画「A2-B-C」

震災後の福島の子どもたちをアメリカ人監督イアン・トーマス・アッシュが取材したドキュメンタリー映画「A2-B-C」をみた。 タイトルのA2-B-Cは甲状腺の腫瘍やしこりの状態レベルを表す。 映像では明るく元気そうに笑ったり遊んだりしていた子どもたちだった…

幻日のあとの地震

連休中の5月4日の早朝5:18に関東に震度4の地震があった。都内では千代田区が震度5弱にもなり、地震に慣れてきたとはいえ、前日に出会った大気現象もありひやっとした。 震源地は伊豆大島近海(北緯35度、東経139.4度)で、震源の深さは約160km、地震の規模…

庭にあらわれる雑草たちの由来

庭の隅に見かけない植物をみつけた。 植物と言って良いのかもはじめは分からなかった。オブジェのような、何かの部品のような異様な雰囲気だ。近づいてみる余裕もなく出かけてしまったが、あとでそれは茸だということが分かった。 アミガサタケ(Morchella e…

Bologna Children's Book Fair 2014

3月24日〜27日イタリア北部、エミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャで開催された Bologna Children's Book Fair 2014 に行って来た。Bologna Children's Book Fairは今年で51回目を迎える世界最大の児童書の見本市。子供のための絵本作家、イラストレータ…

宝箱 齋藤陽道 写真展

「宝箱 齋藤陽道 写真展」を見に行った。昨年の11月から始まって3月16日まで。長い開催期間だけれどやっと時間がとれた。 齋藤陽道氏は「同類」で2010年キャノン写真新世紀の優秀賞を受賞している。「健常者と障がい者をもっと広くひっくるめたような作品を…