yamayama_photo日記

心に残るよしなしごとを写真とともに書きとめる草ログ

2011-01-01から1年間の記事一覧

山崎弘義 DIARY 10years ago

写真家、山崎弘義氏が認知症の母を介護した数年間に思い立ち、毎日母の撮影をした写真をブログで公開している。 撮影は10年前の2001年9月4日から始まった。撮影は母が亡くなる2004年10月まで続き、撮影枚数は約1150カットに及んでいる。母のポートレイトとと…

被災地の写真洗浄ボランティア

先日、末広町にある3331 Arts Chiyodaの地下で行われている「被災地写真洗浄ボランティア」に参加した。30数名集まったボランティアのうち、初心者は約半分だった。洗浄は富士フィルムとArts Chiyodaのスタッフ数名がリーダーとなって行われた。富士フィルム…

しょうぶ学園

9月6~8日と2泊3日で鹿児島の障がい者支援センター「しょうぶ学園」を体験に行った。 しょうぶ学園は正式には社会福祉法人太陽会の事業で、障害者支援センター SHOBU STYLEが総称である。 最初にしょうぶ学園を知ったのは「nui project」という名前で紹介され…

保育は人間学

青山のワタリウム美術館では「『驚くべき学びの世界展』 北イタリア、レッジョ・エミリアの世界最高水準のクリエイティブな教育実践 The Wonder of Learning」を開催中。その一連の講演会「子ども教育研究会 ―芸術と教育と福祉の統合―」の第2回「障碍児にと…

秩父の新しいカフェギャラリー

5月連休の4〜5日に埼玉県の秩父へ行ってきた。のんびりと新緑の里山で温泉と美味しいものと風景を楽しんだ。 いつものように秩父鉄道の各駅列車に乗る。ちょうど羊山の芝桜が見頃なのだろう、冬とは比べものにならない人出だ。 秩父と言うとそばの産地でたく…

そら豆君

日曜日は一日強い風が吹いていた。風向きが気になるところだ。 夕方買い物帰りには小雨混じりの風になり、福島からの放射能がますます気になる。買い物に行ったスーパーでは野菜がいつもより安くて豊富だった。いつも代わり映えのない野菜の顔ぶれに、そら豆…

同じ地球に住む命

福島原発の20km地域までの避難が決定された。住民でもこの地域に入ることは出来ない。 畜産業の方々は家畜をそのままのこして避難されたそうだ。警戒区域になる前は時々餌を与えにいっていたこともあったようだが、手塩をかけられて育ってきた家畜には充分な…

田窪恭治さんの風景

風景を表現の対象とした仕事を『風景美術』。作家がいなくなった未来においても生き続ける表現の現場を『風景芸術』と呼び、そのような空間的にも時間的にも開かれた活動を目指す。・・・ 長い時間そこにあったものを現代の姿に再生するプロジェクトを行って…

花見日和と選挙

東日本大震災の被災地も福島原発周辺もなかなか復興は見えてこないけれど、震災後ちょうど1ヶ月経った。時間は刻々と流れ、季節はめぐっている。 自粛ムードという中で、日本の新しい年度を彩るさくらが各地で満開を迎えつつあり、今日の日曜日は関東一円で…

生きる力

やはりまた震災のことになってしまうけれど、テレビを見ていると被災地の人々の言動にこちらが勇気づけられることが多い。 そしてまた、人々を勇気づける力を持っているものもこの震災後にいろいろと見えて来た。スポーツ選手が一生懸命戦う姿を見ることで頑…

心も停電

ここのところ、福島原発事故による電力不足の停電に備え、節電が気になっている。 計画停電も何度か経験したが、中途半端な時間のため活動がしにくい。停電の時間は都内へ出てしまう方が良さそうだ。 節電するんだったら、個人行動よりみんな一緒の方が効率…

人とつながっていること

関東東北大震災、東日本巨大地震と名前がいろいろだが、どうも正式な名前は東北地方太平洋沖地震のままのようだけれど。 この地震は日ごとに被害の大きさが増しているが、いまだに全貌は明らかにならない。被災者の皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。…

東日本巨大地震勃発

前々からおこるおこると言い続けられた大地震が3月11日(金)14:46に勃発。マグニチュードは修正され、最終的に9.0だった。 日本の観測史上初、世界最大規模の巨大地震だ。しかし、震源は東海ではなく東北地方だった。 その時、私はボランティアの帰り、仲…

東村山市の鳥の声

水曜日にボランティアで武蔵大和という駅に朝7:40に集合した。家を6時前に出発した。東村山市回田町、西武多摩湖線のこの駅は私には初めておりる場所だ。 朝も早いのでしっかり路線を検索してプリントしていったが、最後の乗り換えでうっかり停車中の電車に…

難しい介護保険

母が脳梗塞で入院したが、病状が落ち着いたため退院を迫られた。 要介護度3、後遺症で自力で立ち上がることが無理になってしまったため、車椅子が必要となった。今後はリハビリで機能回復するしかない。退院後に自宅にもどっての療養はとても無理なので、リ…

午腸茂雄という写真家

日曜日は四谷の元小学校という公共施設で行われた「写真の内側外側研究会 課外講座3 異色の写真家列伝」を聴講した。 講師は写真評論家・研究家の大日方欣一氏。写真の歴史の外側にいてあまり語られない写真家を取り上げ、その写真家としての経緯や作品など…

あと2ヶ月先の姿

先日、東大寺の40枚のふすま絵を描いた日本画家のドキュメンタリーをNHK新日曜美術館で見た。御歳86の日本画家・小泉淳作氏。大作に取り組んだ5年間には身体を壊したり、床に画布を置いて下を向いて描く姿勢から腰を痛めたり、時間が延びて制作場所を大移動…

撮ってみた

夕方、たまたまのったエレベーターの中に貼り紙がしてあった。「東京スカイツリーが今日もよく見えます。」 毎週乗っている電車から見えることに先日気がついたが、今のところ色もないし美しい形とも思えないし、大騒ぎしているのもどうかと思っていた。でも…

どちらも気を許せない

東京は今日夕方にホンの少し雨が降った。それにしても、この約ひと月の降雨量は0.0mmだそうだ。太平洋側はこのまま行くと記録的な乾燥状態。治りかかった風邪には最悪の環境だ。 対して日本海側は厳寒状態で、例年の2倍から3倍の降雪量の地域があり、こちら…

久しぶりに雪といっても

正月から晴天が続いた関東地方にも今朝は雪がふった。 非常に強い寒気が流れ込んで冬型の気圧配置が強まり、16日朝は都会でも気温が氷点下となったそうだ。でも、起きたときは既に陽が射していた。 可憐な花でも植物は強い。

初めましておめでとうございます

今年の正月、東京は良い天気が続いています。 *新年の空ではないのですが…。