yamayama_photo日記

心に残るよしなしごとを写真とともに書きとめる草ログ

社会

コロナウイルス禍の新年を迎えて

2020年からずっと世界中を震撼させている新型コロナウイルスCOVID_19パンデミックは、2021の新年も関係なく猛威を奮っている。 新年の休み明けの1月8日から2月7日に2度目の非常事態宣言が発令された。特に医療逼迫が大きな壁となり、コロナウイルスの変異も…

庭にあらわれる雑草たちの由来 II

2020年はコロナ渦で想像もしない1年となり、気がつくとあと2ヶ月もなく来年を迎えることになっていた。そんな時にも庭のヤブマメとヤブカラシは晩秋とばかりに美しい緑から黄色へのグラデーションを見せている。 ▲サルスベリの枝から下がるヤブマメ 今年の…

絵本『みんながヒーロー』で子どもたちに伝えるコロナに負けない生活

新型コロナウイルス感染の収束がはっきり見えない現在、多くの人が困窮し、不安を抱いている。これは子どもたちも同様で、不安やストレスは大人以上かもしれない。 コロナの怖さや状況を大人は了解していても、子どもたちは急に外に出て遊んでは行けないとか…

フランクフルトブックフェア : Frankfurter Buchmesse

フランクフルトブックフェア2019に行って来た。 フランクフルトブックフェアは世界最大規模の図書見本市で、出版業界はもとより、マルチメディアコンテンツ、文具、音楽、映像などの文化の専門家が会する一大ビジネスの場だ。 フランクフルトメッセの全ての…

障害者のアート活動の支援『DIVERSITY IN THE ARTS PAPER 』

発行時期などはよく分からないが、いつも気がつくと各所に配架されてあり、表紙の絵に惹かれて手を出している。 日本財団のプロジェクト・DIVERSITY IN THE ARTSのタブロイド判フリーペーパーだ。 このプロジェクトは障害者アートの新しい取組を支援し、アー…

DIALOG MUSEUM

Dialogue in the Darkが1988年に最初に開催された地フランクフルトへ行き、その暗闇ツアーをDialog Museumで体験した。このmuseumは2005年に設置されたものだ。 このDialogue in the Dark は 視覚障害者がガイドとなって暗闇の空間を体験するツアーだ。exhib…

世界を変える美しい本 インド タラブックスの挑戦

板橋区立美術館で11月25日からインドタラブックスの展覧会がはじまった。初日のトークショウはスマフォタイムからという、なんでも撮っておきたくなる参加者の気持ちを理解しての楽しくなる趣向だった。 展示はとても充実してタラブックスの世界を堪能出来ま…

高齢者介護について考える

先日、家人が母を介護した時の話を某TV局が取材にきた。私にとっては姑なので、少し取材されたが、うまく良い話が出来なかった。 あとで考えてみたが、私にとって義理の母の介護がどのような意味だったのか、義理の母にとって認知症の日々はなんだったのか、…

見える人も見えない人もさわって一緒に楽しむ絵本

「点字つきさわる絵本」は目の見えない人と見える人がいっしょに楽しめる絵本だ。目の見える子と見えない子が一緒にみること、目の見えない母親が子どもに読んであげることで、新しいコミュニケーションや知識、感性が育まれるだろう。 「点字つきさわる絵本…

映画「水と風と生きものと」

科学者で「JT生命誌研究館」館長を勤める中村桂子さんを追った映画をみた。 生命誌とは人間も含めてさまざまな生きものたちの「生きている」様子を見つめ、そこから「どう生きるか」を探す、生命科学から進化した新しい知だそうだ。JT生命誌研究館では研究、…

心のアート展

東精協主催の「第5回 心のアート展」は公募展入選作品の展示だった。 作品も展覧会も自由な雰囲気があった。病院内の造形教室で創られた作品が多かったようだったが、いろいろなアプローチで描かれていた。本格的な油彩、鉛筆画、コラージュ、コミック、立体…

原爆の図 丸木美術館の冬

原爆の図 丸木美術館へ、今年も2月初旬のみぞれ混じりの日に学生引率で訪れた。 学芸員の方が絵の解説をしてくださった際、丸木ご夫妻がこの美術館を作った経緯を話してくださった。 戦後これらの絵が国内外を巡回したあとどこへ行くのか、見たいと思う人が…

ヨコハマトリエンナーレ2014

最終日にやっと見に行った。見応えがあった。メインビジュアルを制作したはんこアーティスト葛西絵里香氏の活躍は嬉しかった。大胆で繊細な作品は手彫りでここまで!と感激する作品の数々。彼女の短大卒業制作の1000ポイントHelveticaを思い出した。一つ一つ…

国際子ども図書館

国立国会図書館国際子ども図書館は上野公園の奥にある。 1階から2階への大階段/建築当時からの照明器具が使用されている 帝国図書館から国立国会図書館が生まれ、その支部として国際子ども図書館は国立唯一の児童書専門の図書館として現在に至っている。 本…

花巻で命のはかなさと生きる強さを感じた

シンポジウム「宮沢賢治をめぐって」に参加するため、東北新幹線はやぶさに乗り、大宮から2時間15分で初めての新花巻に降り立った。こんなに速く着くとは?! 到着すると道を訪ねにいった観光案内所で急かされて、賢治の銀河鉄道をイメージする蒸気機関車を…

新しい街

東京スカイツリーができて町が変わり、駅の名前と路線名が変わってから2年が経った。 それまで東武伊勢佐木線といった路線名が、浅草〜東武動物公園、押上〜曳舟区間が東武スカイツリーラインと名を変えた。スカイツリーのある京成線の駅名も業平橋から東京…

今年も酉の市

ずっと書いていなかったこのブログだったが、少し前に、以前書いた文章を見ていただきコメントが届いた。検索で見つけていただいたことが有難く、同時に責任を感じた。 毎日、身の回りでいろいろな出来事が起こり、ニュースや新聞などで良いことも悪いことも…

花見日和と選挙

東日本大震災の被災地も福島原発周辺もなかなか復興は見えてこないけれど、震災後ちょうど1ヶ月経った。時間は刻々と流れ、季節はめぐっている。 自粛ムードという中で、日本の新しい年度を彩るさくらが各地で満開を迎えつつあり、今日の日曜日は関東一円で…