yamayama_photo日記

心に残るよしなしごとを写真とともに書きとめる草ログ

自然

コロナウイルス禍の新年を迎えて

2020年からずっと世界中を震撼させている新型コロナウイルスCOVID_19パンデミックは、2021の新年も関係なく猛威を奮っている。 新年の休み明けの1月8日から2月7日に2度目の非常事態宣言が発令された。特に医療逼迫が大きな壁となり、コロナウイルスの変異も…

庭にあらわれる雑草たちの由来 II

2020年はコロナ渦で想像もしない1年となり、気がつくとあと2ヶ月もなく来年を迎えることになっていた。そんな時にも庭のヤブマメとヤブカラシは晩秋とばかりに美しい緑から黄色へのグラデーションを見せている。 ▲サルスベリの枝から下がるヤブマメ 今年の…

サイアノタイプ ワークショップで小学生からの本質的な質問に考えた

先日、展覧会の関連イベントで「サイアノタイプ 」のワークショップを行った。 「サイアノタイプ 」は青写真あるいは日光写真とも言われる。塩化銀が日光で化学変化し群青色の画像が現れるのを利用した、写真の古典技法の一つだ。 このときは印画紙の上に直…

都会の子ガラスが巣立った

7月初めからにぎやかで気になっていたカラス一家、仕事場の窓から同じ高さくらいで見えるのでなるべく窓を開けないように、見ないようにしていたが、やっと子ガラスが巣立ったようだ。 子ガラスは鳴き方の練習をしているようで、途切れ途切れに鳴いていて、…

里山

毎年行っている安曇野での絵本合宿。 今年は地元で地質を研究する地質学者より安曇野の土地の歴史を伺い、里山について改めて学ぶことが出来た。 ▲少し高くなっている所が古墳 安曇野には古墳が残っていて、昔から人が住んでいる住みやすい環境の証だ。 また…

映画「水と風と生きものと」

科学者で「JT生命誌研究館」館長を勤める中村桂子さんを追った映画をみた。 生命誌とは人間も含めてさまざまな生きものたちの「生きている」様子を見つめ、そこから「どう生きるか」を探す、生命科学から進化した新しい知だそうだ。JT生命誌研究館では研究、…

花巻の軍鶏の養鶏場

花巻で泊まった民宿のすぐそばに軍鶏(シャモ)の養鶏をしているお宅があった。花巻駅から車で10分ほどの、田圃や林が広がるのどかな環境だった。 初めて見た軍鶏は凛々しく鋭い目をした美しい鶏だった。 1羽ずつちいさな金網の中に入れられていて最初なん…

幻日のあとの地震

連休中の5月4日の早朝5:18に関東に震度4の地震があった。都内では千代田区が震度5弱にもなり、地震に慣れてきたとはいえ、前日に出会った大気現象もありひやっとした。 震源地は伊豆大島近海(北緯35度、東経139.4度)で、震源の深さは約160km、地震の規模…

庭にあらわれる雑草たちの由来

庭の隅に見かけない植物をみつけた。 植物と言って良いのかもはじめは分からなかった。オブジェのような、何かの部品のような異様な雰囲気だ。近づいてみる余裕もなく出かけてしまったが、あとでそれは茸だということが分かった。 アミガサタケ(Morchella e…

地球温暖化とミニ氷河期

この冬はとても寒く、3月に入ってもなかなか暖かい日が訪れず、とうとう31日はものすごい強風と雨で薄暗い1日だった。前日の天気予報で明日は出来るだけ外出しない方が良いと言っていたのは大正解。太平洋側が大荒れだったようだが、交通も大混乱で、近場…

花見日和と選挙

東日本大震災の被災地も福島原発周辺もなかなか復興は見えてこないけれど、震災後ちょうど1ヶ月経った。時間は刻々と流れ、季節はめぐっている。 自粛ムードという中で、日本の新しい年度を彩るさくらが各地で満開を迎えつつあり、今日の日曜日は関東一円で…

人とつながっていること

関東東北大震災、東日本巨大地震と名前がいろいろだが、どうも正式な名前は東北地方太平洋沖地震のままのようだけれど。 この地震は日ごとに被害の大きさが増しているが、いまだに全貌は明らかにならない。被災者の皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。…

東日本巨大地震勃発

前々からおこるおこると言い続けられた大地震が3月11日(金)14:46に勃発。マグニチュードは修正され、最終的に9.0だった。 日本の観測史上初、世界最大規模の巨大地震だ。しかし、震源は東海ではなく東北地方だった。 その時、私はボランティアの帰り、仲…

どちらも気を許せない

東京は今日夕方にホンの少し雨が降った。それにしても、この約ひと月の降雨量は0.0mmだそうだ。太平洋側はこのまま行くと記録的な乾燥状態。治りかかった風邪には最悪の環境だ。 対して日本海側は厳寒状態で、例年の2倍から3倍の降雪量の地域があり、こちら…

久しぶりに雪といっても

正月から晴天が続いた関東地方にも今朝は雪がふった。 非常に強い寒気が流れ込んで冬型の気圧配置が強まり、16日朝は都会でも気温が氷点下となったそうだ。でも、起きたときは既に陽が射していた。 可憐な花でも植物は強い。