yamayama_photo日記

心に残るよしなしごとを写真とともに書きとめる草ログ

山崎弘義 DIARY 10years ago

写真家、山崎弘義氏が認知症の母を介護した数年間に思い立ち、毎日母の撮影をした写真をブログで公開している。
撮影は10年前の2001年9月4日から始まった。撮影は母が亡くなる2004年10月まで続き、撮影枚数は約1150カットに及んでいる。母のポートレイトとともに、時間の移ろいを暗示するように庭を撮影した写真を対比して提示している。写真の一部は昨年発表されて、多くの人々の心を動かした。
写真には淡々と短いコメントが添えられている。認知症の人と触れ合うのに話の筋というのが無意味な対話になることが多いのだが、それが腑に落ちたり、落ちなかったり、けれど何故か絶対的に真実でもあり得るという、人間の簡単には解釈出来ない複雑さに触れるようである。
撮影開始から10年目を機に、別の存在として残っている膨大な写真を追体験するように、また客観的に別のものにして行くために、毎日1枚ずつWEBにアップしている。

http://hahaniwa.exblog.jp