yamayama_photo日記

心に残るよしなしごとを写真とともに書きとめる草ログ

そら豆君

日曜日は一日強い風が吹いていた。風向きが気になるところだ。
夕方買い物帰りには小雨混じりの風になり、福島からの放射能がますます気になる。

買い物に行ったスーパーでは野菜がいつもより安くて豊富だった。いつも代わり映えのない野菜の顔ぶれに、そら豆がとても安く並んでいた。
20さや位で128円、さやは大きくても中身はかなり少ないからおかずのおまけにちょこっと食べるにはちょうどの量だ。

家に帰ってそら豆を検索すると、茹で方にこつがあるようだった。
一つにはさやのまま茹でると風味が良いとあった。でも、ずいぶんくたびれたさやだったので却下。
中身の豆を出して茹でた。
分かってはいたもののさやをあけると中身の少ないこと。安かったからなぁ。長いさやの中にふっくらした豆が2つくらいしか入っていない。育たなくて食べられそうもないちび豆君が入っているのもある。本当なら4〜5個は入りそうだ。ふかふかのスポンジのようなものに保護されて、とても大事にされて育ったそら豆君たちだ。
なかやみわさんの絵本「そらまめくんのベッド」はこのさやを見れば納得するとても自然なアイデアで、多くの人に愛される理由が分かる。
そら豆は家庭菜園でも出来るそんなに手のかからない品種。その割には極寒にも耐えそうなごついさやは何のために必要なんだろう。豆自体が大きいからなのか。
ほとんどのサイトでは、ゆで湯には塩と酒を加えて2分茹でるとあった。茹でたら水にさらさないで、そのまま冷ます。急激に冷やしたほうが色がきれいに出るらしい。水につけると皮がしぼむとあったが、水につけなくても皮はしぼんでしまった。