yamayama_photo日記

心に残るよしなしごとを写真とともに書きとめる草ログ

心も停電

ここのところ、福島原発事故による電力不足の停電に備え、節電が気になっている。
計画停電も何度か経験したが、中途半端な時間のため活動がしにくい。停電の時間は都内へ出てしまう方が良さそうだ。
節電するんだったら、個人行動よりみんな一緒の方が効率が良い。食事も一人で作って食べるよりは家族と一緒や、外食でもいい、その方がいろいろ節約出来る。やっぱり、核家族は効率が悪いし、日本は効率の悪い方向へ向かっているような気がする。
午前中の計画停電のときに、外に出かけた。交差点にさしかかり気がついた。信号が消えている。
そんなに交通量の多い交差点ではないからまだ良かった。周辺には信号のない交差点もあるから、そのつもりで通れば良いものだが、いつもついている信号がついていないと意外に戸惑う。交通量の多い交差点は本当に危険だ。
都内の商店も早じまいになって来て、駅構内も薄暗い。あと1年くらい電力不足は続きそうな感じがする。対処療法ではなく、うまく日常生活が出来るようにならなければ。
テレビでは専門家(何の専門家だったか?)がライフスタイルを変えることが大切と言っていたが、そう簡単に変えられない。放射能のこともあり、さっさと西の親戚へ避難した人もいるが、私はこの状況にうまく対応出来なくて心も停電している感じだ。


点灯していない信号は時間が止まっているよう。暗闇の世界への入り口のようにも感じられ
すすけて見える。