yamayama_photo日記

心に残るよしなしごとを写真とともに書きとめる草ログ

人とつながっていること

関東東北大震災、東日本巨大地震と名前がいろいろだが、どうも正式な名前は東北地方太平洋沖地震のままのようだけれど。
この地震は日ごとに被害の大きさが増しているが、いまだに全貌は明らかにならない。被災者の皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。1日も早く復興しますように。
そして、福島原発事故は日を追うごとに重大さが明らかになる。想定外の大津波がおそった福島原発は何度も爆発や火事を起こし、放射線下での作業を東電関係スタッフ、東京から来たハイパー消防隊、自衛隊らが皆、覚悟を決めて本当に命をかけておこなっている。かれらの心意気、行いを成功へつないでいってほしい。
そういえば、炉心の冷却は3年かかるとTVで科学者が言っていた。いま、放水した水で冷却してそのあと海水に浸った炉心はどうするんだろう。3年間そのまま冷やす?かなり、心配。
東京電力は東京で使う電気を福島で起こしていたんですよね。そして今行われている計画停電から首都圏は外され、電気をいつも通りに供給されている。複雑な思いだ。

被災地へは世界中から救援隊が来て活動しているし、また募金も活発だ。そして、TVではボランティアの活躍が放映されている。
避難所でのボランティアは生活支援とともに、心のケア、健康のケアをしている。避難所の子どもたちが肩たたき隊を作ってお年寄りの肩を叩いていた。子どもたちには絵本の読み聞かせや、アニメの上映などが行われている。神戸の震災経験者のボランティアが今後の復興の進行具合を話すことによって、被災者の不安をほんの少しでも取り除ける。

バラバラになった家族は行方をさがして危険な現場を探したり、避難所の張り紙をみたり、寒い被災地を歩き続けている。一人、家族から離れてしまったらものすごく不安だろう。残った被災者はなかなか良い環境を得られない。避難所では健康維持や普通の生活もままならないが、助かった命を大切にしてほしい。
地震後は電話がつながり難くなった。直後は特に地震による障害もあったが、家族や知人の無事を確認するため、多くの人が電話で大切な人の声を聞こうとしていた。メールは意外とつながりやすかった。
しかし、つながらないと言ってむやみに電話やメールをするとさらにつながり難くなる。本当に必要な人が使えなくなるから、最低限にということだった。
ボランティアのために現地へ入ることも、現地の物資や宿泊など考えるとまだ控えてほしいとのこと。今の私たちには必要最小限の消費で、普通の生活を続けることがまず一番ではないだろうか。


そういえば、地震の時にたまたまいた喫茶店には、地震が落ち着くと常連客が集まって来てみなでTVを見ていた。猫をつれて来た人、亀?をつれて来た人もいた。家族と連絡が取れないことは不安だったが、誰かと一緒は心強い。