yamayama_photo日記

心に残るよしなしごとを写真とともに書きとめる草ログ

難しい介護保険

母が脳梗塞で入院したが、病状が落ち着いたため退院を迫られた。
要介護度3、後遺症で自力で立ち上がることが無理になってしまったため、車椅子が必要となった。今後はリハビリで機能回復するしかない。退院後に自宅にもどっての療養はとても無理なので、リハビリ科の病院へ転院することになった。
転院を言われて次の病院を探したが、設備が良く費用の安い病院はなかなかない。高齢の父が頻繁に見舞いにいけるような自宅から気軽に行ける場所も条件だ。その上、リハビリ科病院への入院は発症後2ヶ月以内でないと受け入れてもらえない。リハビリは自宅にもどって自立出来ることを目的とし、原則入院期間は3ヶ月以内だそうだ。
いろいろ調べなくては分からないことだらけだ。介護保険や高額保険料など高齢の父母が理解するのはとても無理そうだ。そういう私にも込入ってくると難しい。これでは、受けられる補助も正当に受けられない人が多いのではないだろうか。
前の病院では病室が頻繁に変わった。病気で入院してくる人や、良くなって退院することもそうそう予定出来ることではないから、病状などで調整するため入れ替わりが多いのだろうか。
今回のリハビリ科でも入院して2週間で部屋が変わった。こちらはどうも病室に空きがあるため、比較的軽症の2人部屋の人を1人ずつにしたように思える。今度の部屋は窓から庭が見えて春になれば緑が美しくなりそうだ。花が好きな母の心も少しは晴れると良いのだが。




母が新しい病院で制作したミクストメディア?(色鉛筆、コラージュ)のお雛様
日本人は大人になると、絵を書くのに苦手意識を持つ人が多い。日本の美術教育の問題だと思うが、母もこれを楽しんで作っていない様子だった。
すごいタイミングだが、母の病気とは全く関係なく最近私はアートセラピーを勉強し始めた。医療、いや社会にとってアートは今後いろんな効果をもたらしてくれそううだ。